
英語が話せるようにはなりたいものの【フォニックス】には意味がないと思っていませんか?
この記事で【フォニックスの重要性】を知ると【カタカナ英語】から抜け出したくなりますよ。
というのも英語の成績が良かった私は、日本と言う島国の中では英語が話せてると思い込んでいたんです。
この記事では、夢のアメリカ留学1年間が地獄の幕開けとなった話も交えながら最終的に【フォニックス】のお陰で天国の気分を手にしたお話をお届けします。
記事を読み終えると英語好きな貴方は、もっと前向きに英語会話学習に心ワクワク出来ます♪
ちなにみフォニックスの事を私は【英語舌】と呼びます。
フォニックスに意味がないなら永遠にカタカナ英語
まずフォニックスを学ぼう!と言ってみても【賛否両論】あるようです。
日本では「カタカナ英語」と言われるようにシンガポールでは「シングリッシュ」と言われます。
各々の国には、その国独自の英語が存在します。
が、どうせならネイティブに聞き返されない【英語舌】を習得する方が良くないですか?
フォニックスとは
‘フォニックス’という言葉を聞いたことがありますか?
フォニックスとは、
英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。
英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。
Wikipediaより引用
この’フォニックス’の学習は、文字と音とを結びつける教育としてアメリカの幼稚園で取り入れられています。
流暢な英語を話せるようになるには、この【音のルール】を学ばない限り遠回りになります。
フォニックスを学ばなくても困らないと思っていますか?
困らないならば確かに必要ないです。
受験英語や点数を取る為の英語学習の場合は【フォニックス】は必要ないかもしれませんね。
ですが【フォニックス】を理解して【英語舌】で話せるという事はリスニングは勿論、単語の習得速度も変わってきます。
留学時の苦戦話

私の学生時代は、今とは全く違い英語学習は【学校】で学ぶもの!という感じ。
インターネットも無く、音楽なんて歌詞をコピーして見ながら聴く。
ん?歌ってる事と歌詞が違う!って思ったものです。
学校英語は成績優秀の日本人あるある。
留学すれば英語がネイティブ並みに話せるようになる!とマジで思ってたんです。
日本人を見た事もないという人が多い田舎街の大学へ留学しました。
ESLの先生が暮らすところを見つけてくれててダウンタウンのアパートでアメリカ人女子大生Sandy,Molly and Angieとシェアすることになりました。
アメリカ人は朝シャンする事を知っていたので、明日の朝私もお風呂を使って良いか尋ねたんですね。
私の英語が聞き取れないのか何度か聞き直されて、その度に英語の発音が出来ていな事を痛感すると同時に、もう話したくないと思えてきたんです。
1週間は地獄だったわぁー。
泣きながら自宅に電話しましたもん!この私が!
初の24時間英語漬けが毎日連続。
テレビも電話も買い物も当たり前だけど英語。
ウンザリ、英語。
暮らし始めてひと月くらい経った頃にSandyが、
英語が上手になってきたね。
最初にお風呂を使いたいって言った事を翌朝、風呂使ってる事で分かった。
何でバスに乗る事を私に承諾得るのかしらって思ってた。
自分では気づいてなかった【ザ・カタカナ英語】。
bathをbusと発音していたんです。
roomiesはバイトに出かけ、電話応対は私。
優しいroomiesが私が出たら親切にしてあげてとでも言ってくれたんだと思います。
ゆっくり話してくれたのと、日本人を知らない人がほとんどの街だから私と話たかったのかも(笑)
フォニックスを学ぶ意味
私がフォニックスを理解し習得出来るまでにはかなりの時間が掛かりました。
というのもフォニックスという概念で英語舌を手に入れたのではないからです。
ネイティブの友人に言われて気付いたんです。
その時の話をします。
子供が中学に上がると私の第二の故郷とも言えるアメリカの田舎街に行こうと決めていました。
そして子供二人を連れてカナダ経由でシカゴに入りました10日間を友人宅で過ごしました。
シカゴの直行便は激高かったのでカナダ経由⇒カナダ1泊⇒シカゴという経路で行きましたが3人で往復24万円でした。
日本に帰る前夜に友人から『帰国したら英語を教える仕事をした方がいい』と言ったんです。
彼女曰く、留学時代一緒に過ごした1年より私の英語が完璧になっているとのこと。
言われるまで気付かなかったのですが、続けて彼女が言うには、『カナダ経由でここに来るまでに誰か一人でもWhat?とかって聞きかえしてきた?』
確かに誰にも聞き返されることなく、気付く事もなかったなと。
海外旅行は絶対にトラブルが付き物です。
実際、帰りの便では乗り継ぎが上手くいかず無理やり早い飛行機に乗る事になりスーツケースは後日、自宅に発送される事となりました。
当然、トラブル時のやり取りも英語です。
短時間で要件や要求を伝える必要があります。
【英語舌】を身に付ける事は、英語学習の入り口であり、自分自身を守る術となると身を持って考えています。
日本語とカタカナ英語
日本語とカタカナ英語は同じです。
日本語には外来語が沢山あることで、カタカナが存在します。
ある意味、そのカタカナが【英語舌】育成には邪魔となっています。
例えば【シャツ】という言葉を取ってみると、そのままでも通じるでしょう。
アメリカのNYやLAのような大都会ではカタカナ英語も幾分は通じるでしょう。
多民族が暮らす大都会では独自の国の英語で会話が行われているからです。
私が暮らしていた田舎街では、恐らく通じないでしょうね。
それもあって【英語舌】の重要性を感じています。
【シャツ】は、日本語では【しゃ・つ】。
英語では、【ʃə’:rt】です。
これを文字で説明するのは至難の業です(笑)。
つまり英語の音は英語(フォニックス)で、カタカナは日本語でという事です。
実際にあったカタカナ英語のおかしな出来事をお話します。
アメリカ留学時に私ではない日本人留学生A君の話です。
ESL講師が『昨夜は何を食べたの?』と尋ねました。
A君:バーガーを食べたよ
さすがESL講師です。Second Languageあるあるなんでしょうか、笑いもしませんでしたね。
私は笑いをこらえるのに必死でした。
A君は、burgerと言いたかったんでしょうが発音的にはbooger【bˈʊgɚ】でした。(*booger:鼻くそ)
怖いですねぇ~恐ろしいですねぇ~。
【英語舌】育成に欠かせないのは【フォニックス】と併せて【発音記号】を学ぶ事です。
【発音記号】はこちらの記事を参考にどうぞ(作成中)
フォニックスに意味がないなら永遠にカタカナ英語まとめ
【英語舌】を習得するという事は、英語学習の入り口だと私は考えています。
【英語舌】育成と併せて【発音記号】を習得すること耳にしただけでスペルの想像が付き辞書を逆引きできるようになります。
【英語舌】育成しながら【洋画・洋楽】を観たり聴いたりして自然とリスニング力アップを図る事が可能です。